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京都由来のフレーバーをお楽しみいただけるナチュラルポップコーンは、京都市北部の自然豊かな山里“広河原”で育てられた爆裂種とうもろこしを使用しています。畑がある場所は、のどかな村を縫う様に清流がとうとうと流れるところです。
山々に囲まれていますから、春から夏にかけては見渡す限り豊かで美しい緑が広がり、秋から初冬は冴え冴えとした空気が、山を黄や赤に染め抜く様を見ることができます。真冬は、雪。深い雪です。あっと言う間に家を真っ白に覆うほどの勢いに負けじと一生懸命雪をかきます。
住み人達も獣も虫も、植物達もみんな一緒に、元気に生きている場所。風の歌が聴きたくなったら、土の豊潤な香りが懐かしくなったら、太陽や月や星に触れたくなったら、ぜひ遊びに来てください。
すぐには遊びに来れないようなら、京都かめよしのポップコーンを頬張ってください。京都奥地の大自然から賜った生命力の滋味が静かに身体を満たすでしょう。
爆裂種とうもろこしの栽培
4月
広河原に冬中ずっと積もっていた雪がとけたころ、畑の準備が始まります。
京都かめよしで使用するポップコーン用のとうもろこし(爆裂種とうもろこし)は農薬・化学肥料を一切使用しないで栽培します。とうもろこしの葉や茎をすきこみ、有機肥料の使用もごくわずかなため、自然そのものの地力(栄養分)が頼りです。耕耘機で耕し、畝を立てていきます。
5月
昨年や一昨年の育ちの良かったとうもろこしから採った種を、(カラスやハトの目を盗みつつ)1カ所づつ蒔いていきます。
6月・7月
暖かな陽射しと、雨の恵みを受け、芽吹き、ぐんぐん成長していきます。
8月
穂が出て受粉し実を結びます。台風や、獣に打ち勝ち、スイートコーンならもうすぐ収穫ですが、爆裂種とうもろこしは、まだまだ、じっくり熟すのを待ちます。
9月
月の終わり頃になると、葉と茎はすっかり茶色く枯れたようになってきます。もうちょっとで収穫です。
10月
手で一房一房熟し具合を確かめながらもぎ取っていきます。
収穫したとうもろこしは、その日のうちに、皮を剥き、軒先に干します。皮を剥き、虫とご対面し、ひげを取り除くと、ツヤツヤ黄金色のとうもろこしが出てきます。思わず笑顔になる瞬間です。ブラシできれいに仕上げ、2本一組で物干しに掛けていきます。1ヶ月くらい山の清風にあて、実がカッチカチになるまで、じっくり乾燥させます。
11月
干し上がったとうもろこしはきれいに掃除し、ピッカピッカに磨き上げ、山里から旅立っていきます。
広河原 Farm & Base
〒601-1101
京都市左京区広河原尾花町267番地
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